事業内容

電力事業

"高品質の電気を安定供給するために"

電力会社を主な顧客とし、「電力」というインフラを支える「変圧器」「制御機器」「配電線自動化システム」などの製品を開発・製造・販売まで手掛けています。

  • 電気は、少しのムダもなく届けたい。

    発電所でつくられた電気は、送電効率を高めるため、いったん電圧を上げたうえで送電されます。そして変電所や電柱に設置した変圧器で電圧を下げて、各家庭や工場に届きます。
    変圧器は電圧を変換する際に欠かせないものです。この製品は、電磁誘導の原理を利用した製品で、変換効率約99%の高効率を実現しました。しかし、国内の変電所で変換する電力は数億kWにものぼり、たとえ1%のロスでも、一般家庭の何十万軒分もの電力に相当します。ロスの少ない変圧器を開発することは、化石燃料の使用を抑え、地球の資源保護に大きく貢献することとなります。私たちは、材料や構造に関する検討を繰り返しながら、「1%」と闘っています。

    » 柱上変圧器の製品情報
  • 電気は深夜も静かに流れる。

    変圧器は「通電騒音」と呼ばれる音が出ます。これは内部の鉄心や巻線が振動することにより発生するものです。この騒音の抑制が、現在私たちが取り組んでいる重要な課題の一つです。従来は、変圧器を防音壁で覆い、通電騒音を「遮断」していました。しかし近年では、小型化や低コスト化に対応するため、防音壁を用いずに騒音を抑えることが求められています。
    愛知電機では、鉄心の材質や構造、巻線の締め付け方法、タンク構造などを改良し、振動発生の抑制や振動伝搬を低減することで、通電騒音を根本的に抑える変圧器を開発しています。

  • 夜、街のあかりはいっせいに灯る。

    大勢でいっせいに蛇口から水を出そうとすれば、水の勢いは弱くなります。電気も同じことです。一度に多くの家庭や工場で電気を使い、送電系統に負荷がかかれば、電圧は下がります。
    しかし現実には、「一斉に電気を使ったために、灯りが暗くなる」ことはありません。なぜなら、私たちの電圧コントロール技術による製品が、電圧の低下を防いでいるからです。
    変電所に設置される「負荷時タップ切換変圧器(LRT)」や、郊外や山間部などの2本の電柱に設置される「自動電圧調整器(SRV)」は、工場や家庭に電気が送られる際に使用状況に応じて変動する電圧を調整しています。どちらも出力電圧を一定にする機器で、電圧切換時にも瞬間的な停電を起こすことなく、工場や家庭への良質な電気の安定供給を担っています。

  • ときに電気は停めなきゃならない。

    たとえば交通事故でクルマが電柱に衝突した場合、感電等の二次災害を防ぐため、現場付近の送電線の電気を停めなければなりません。
    こうした非常時以外にも、新しい住宅への電気の引き込み工事や配電線の点検など、毎日必ずどこかで電気を止める必要が生じてしまいます。
    配電線自動化システムは、このような場合に電気のオン・オフ操作を行うものです。配電線で故障が発生した場合、電力会社の営業所に設置した親局装置で、故障区間を自動で検出し、電柱に設置された子局装置を遠隔操作して停電を最小限の区間にとどめます。
    愛知電機では、この配電線自動化システムの開発・製造を行っています。

    » 配電自動化システムの製品情報
  • 晴れと雨。天候で大きく変動する電力を、送電系統に影響を与えず接続する。

    電力会社は、火力・水力・原子力などから得た電力を送配電系統で送っています。
    メガソーラー発電所で発電された電力も、送配電系統に接続され、家庭に送られます。
    しかし太陽電池は直流電力を発電するので交流電力に変換しなければなりません。また、太陽光発電は天候によって発電電力が大きく変動するため、系統に影響を与えないような対策も重要となります。
    そこで、直流を交流に変換するインバータ技術(パワーコンディショナ)が必要になります。電力関連技術の蓄積があり、安定した電力供給を実現できる企業は不可欠な存在です。愛知電機のものづくりで地球環境への貢献を果たすべく、研究開発に取り組んでいます。

    » 太陽光発電の製品情報
  • 海外の環境対策を支援するために。

    愛知電機はアフリカ、アジア等でのODA(政府開発援助)事業に取り組んでいます。
    政府の方針では、ODAにより年間数十カ国でソーラー設置を実施する計画です。愛知電機では、過去にナイジェリアやエチオピアで変電所や送電線の設置に携わった実績もあり、現地工事まで行うことができる強みがあります。クリーンなエネルギーを供給するために、私たちの技術とノウハウを活かしています。

    » 海外への納入実績

機器事業

"快適な生活をサポートするために"

モータ技術をベースとして、介護用ベッドの姿勢や高さを調整する駆動装置、店舗用シャッターを電動で開閉するための装置など身近なところで利用されている製品を創りだしています。

  • すべての姿勢に寄りそうベッド。

    介護用ベッドは、手元のスイッチで高さや姿勢を自在に調整できます。愛知電機では、大手メーカーのベッド用アクチエータとコントローラ、スイッチを手掛けています。背を上げる角度に応じてひざも曲がる「カインドモーション」コントロールは、2個のアクチエータの連携により実現しました。一日中ベッドの上で過ごすお年寄りの方や入院患者さんが、少しだけ体を起こしたり、座ったりとムリなく姿勢を変えられる快適性を提供しています。また、誰もが扱いやすいスイッチの形状や、「この位置で停めたい」と思ったとき、スイッチから手を離せばすぐに停まる即応性など、単に「動かす」だけではない価値を生み出しています。

    » アクチエータ駆動装置の製品情報
  • 安全性の高いシャッターは、人を守ってくれる。

    モータはシャッターの開閉に欠かせません。愛知電機では、大手メーカーのシャッター用に、開閉機用ギヤ―ドモータとブレーキを手がけています。シャッターに求められるのは、高い安全性です。障害物、特に人を挟み込むようなことは、絶対に防がねばなりません。そこで、障害物の接触をセンサで感知すると、即座にモータの回転を制御します。これも私たちが得意とする技術の一つです。

    » シャッター開閉機の製品情報
  • 上手に混ぜる「コツ」を知る機械。

    「粉体混合機」は、容器を回転させて粉を混ぜる製品で、幅広い分野で活躍しています。粉体混合機に要求されるのは、均一に混ぜることです。私たちは業界で唯一、回転と同時に「揺れ」を加えて「回転揺動型」とすることで、それを実現しています。均一に混ぜること以外にも、加熱して乾燥させたり、加湿させたりすることもできます。また最近では、ニューセラミックスやレアメタルといった高価な材料を混ぜる際、残さず取り出すことも重要となっています。さらに、固まりを砕いたり、粉に液体を加えて粒にする用途で使用されることもあります。私たちはこうした多彩なニーズに応え、「混ぜる+α」した価値を提供しています。

    » 粉体機器の製品情報